本設備は、多種類仕様の筒型リチウムイオンセルの製造に対応できます。正負極、セパレータは巻き出し後、タブのレーザーカット、テープ貼り、テンション制御、コンタミ除去、静電気除去、巻きズレ補正、モニタリングなどの動作があり、その後材料はガイドローラーと電極搬送機構により巻き取りユニットに供給されます。巻き取り、巻き止めテープの貼り付けなどが終了後、マニピュレーターによりセルが取り出され、短絡測定、センターフォーミング、タブツブシ、真円整形、光電計測が行われ、最終的にはコンベアベルトで完成したセルが払い出しされます。
● 3ステーション巻き取り機構:高精度、高効率
● 三段階巻きズレ補正システム:巻き出し、パスライン、巻き取る前の3段階で修正
● 段階的テンション自動制御システムを採用
● タブカット:タブの高さピッチが調整可能
● CCD検査による巻きズレ補正のクローズドループ制御
● コンタミ除去、静電気除去機能
● CCD検査内容:電極欠陥、セルの巻きズレ、外形検査など
● Hit-potショートテスト機能:不良品を排除
● 材料の自動交換機能:生産の効率化を支援
● 全設備の防塵カバーおよびFFU空気清浄システム
● タブのフォーミング機能
● タブプリ曲げ機能:事前にタブを折り曲げる機能